ドラコンイベントの立ち上げ
iPhone/Android/Macで公開しているゴルフスイングの軌跡が作成できるアプリ
「残像ゴルフスイング」
(iPhone)https://apps.apple.com/app/id1393935378
(Android)https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.co.g_llc.golfswingsequence
(Mac)https://apps.apple.com/app/id1435725061
の発展をねらい、イベントを立ち上げる事にしました。
ゴルフなので当然コンペとしたい所ですが資金がありません。現状で行えるものを考えると打ちっ放し練習場での合同練習です。そこに一工夫して、ユピテルのヘッドスピード測定器を使用したドラコン大会を行う事にしました。
記念すべき第1回は参加者2名
イベントというからには参加者を集めなくてはなりません。古くからの知人がゴルフ好きと聞いたので早速連絡。貴重な休日に何とか予定を空けてもらいました。何か新しい事を始める時はワクワクしますね。どうなるか分かりませんがとりあえずドラコン大会の実施です。
大会ルール

・1番ウッドでユピテル計測の飛距離を競う
・ユピテルをW1にセットして打席後方に置く
・球数制限なしで適当に交代で打つ
・最高飛距離を出した方が勝利
とりあえずお気楽な感じでやりました。
参加者が私を含めて2名だったので1打席だけ使用。私は体力がなくすぐに休憩しますし、スイングの動画撮影やユピテル計測値を把握する作業があるので1打席で十分と判断しました。
まずは7番アイアンなどでお互い軽く打ってウォーミングアップ。体が動くようになったところでドライバーを使用。クラブはゲストさんのものを使わせてもらいました。自前(譲り物)のはかなり古いタイプですが、ゲストさんのクラブは現代的な良くしなるシャフトにデカいヘッドがついたものでした。

大会結果:237ヤード、僅差で優勝

第1位 私:237yd (HS52.2m/s, BS65.7m/s, 1.25)
第2位 ゲストさん:235yd (HS47.1m/s, BS65.2m/s, 1.38)
お気楽ルールのため私が僅差で優勝しました。
ゲストさんは終始安定したスイングで200-230ヤードを連発。一方の私はほとんど前に飛びませんでした。考えてみればドライバーでまともにボールを打った事がなかったのです。練習はほぼ7番アイアンの素振りでした。
ではなぜ勝てたのか?
理由は
・ゲストさんはフォームを崩すような大振りはしなかった
・私は全力素振り練習を続けたおかげでヘッドスピードが十分に出ていた
・球数制限がなかったので私は数10球打った中でまぐれの大当たりが出た
といったところでしょう。
そして初めて他人とプレーしたゴルフ。楽しかったです。
打ちっ放し場での撮影はスペース上の問題で中々難しく、自分のスイングを撮る余裕がなかったです。なのでゲストさんのスイングのみを載せておきます。
次回は自分のスイングの撮影も忘れないようにしたいです。
撮影環境は以下の通り
天候:晴れ
カメラ固定方法:三脚
撮影デバイス:iPhone 7 Plus
動画:240FPS(スロー撮影)
AE/AFロック位置:人物足元
アプリ実行デバイス:iPhone 7 Plus
感想:300ヤードはかなり難しい
ユピテルのデフォルト設定ではW1の場合、ボールスピード[m/s]の数値に「3.6」をかけた値が飛距離[yd]になるようです。
これは見方によっては少し辛口かもしれません。他社の計測器(赤色のやつ)では「4.0」をかけたものがデフォルトになっていたりします。またユピテルでもこの係数は調整が可能であり最大で5割増しにできるようです。
以下、ユピテルGST-5W説明書より抜粋
・飛距離係数の設定について
・50 – 150%の範囲で1%ステップで変更できます。
(初期設定:100)
Web上の情報でも係数は「4.0」が概算には多く用いられているようです。
仮に今回の結果に「4.0」を適用すると
65.7 x 4.0 => 約263yd
300ヤード達成には、ヘッドスピードまたはミート率、あるはその組み合わせで15%ほど上げる必要があります。 これは容易な事ではありません。現状とは遠い目標と言えそうです。
今後の展開
どんな形であれイベントを行えた事は評価できると思います。今後は「大会」と呼べる規模にすべく徐々に発展させていきたいです。